市内の移動
入国審査を終え、荷物の受取りをします。JAL便の到着は空いている時間帯なのか、荷物の受取所にはJAL利用者以外の方が見受けられませんでした。荷物も到着してすぐに受け取ることができたため、飛行機を降りて10分ほどでフランクフルト空港を後にします(するはずだった)。
とりあえず鉄道で移動するため、駅がある第1ターミナルへと移動します。出口すぐの下の画像のような場所がありますので、ここで待機していればOKです。この付近が喫煙所状態になっていたのはご愛嬌(ドイツではたばこを吸われる方が多かった印象があります)。
鉄道に乗る前に切符を買います(改札はないですが、不正乗車がばれたときの罰金が結構高いです)。一番最初に切符を買うときは結構困惑します。日本の鉄道は距離(1キロにつきいくら)に応じて料金を取りますが、ドイツの都市鉄道は一定エリア内の移動について均一の料金をとります。そのため、いくら下車駅を探しても検索結果に出てきませんでした。
そんな僕の二の舞にならないよう切符の買い方を伝授しておこうと思います笑。空港から市内へ移動する場合、一番左上の項目(Single Trip Frankfurt)を選択すれば大丈夫です。
次に子供用か大人用の切符かを選択して、
上の方の選択肢(”経由なし”という意味)をタップ、
最後に5EUR払えば、切符を購入することができます。おつりの5セントをお忘れ無く。
フランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)に行くだけならあまり行き先を見なくても大丈夫ですが、それ以外の目的地に向かう場合、同一ホームに複数の路線(しかも同じ電車の色)の列車がやってくるので、注意が必要です。ダイヤも時たま乱れることがあるので常に頭上の時刻表を確認しておくことを強くおすすめします(自分は行き先ではなく、系統の番号を覚えることを意識しました)。
列車の外と中にあるボタンを押してドアを開けます。幼いと勝手に電車が発車していってしまうので注意です(とはいえ、誰かが開けたドアから乗れば良いのですが)。
列車に15分ほど乗ってホテル最寄り駅の駅に到着しました。想定通り閑静な住宅街です。
ホテルはこんな外観です。フランクフルトのホテルは全体的に古いので多くは望めません。
シングルルームを予約していましたが、実際に宿泊したのはシングルベッドが二つあるお部屋でした(毛布二枚使えるのはうれしいです)。
観光
翌日観光するルートを避けるように、川沿いを散歩していきます。マイン川流域の雰囲気はいかにもヨーロッパという感じで、非日常的な空気を味わえます。川向かいの建物の統一感、背後にそびえ立つ大聖堂、初日から素敵な体験をしています。
今夜の観光のお目当てはこの「鉄の橋」というスポット。南京錠の数が多すぎる橋として、日本のニュースでも取り上げられたことがありましたね。
鍵が依然としてかけられています。鍵は撤去されたはずなんですけどねえ・・・。
橋の上から、フランクフルトの都会エリアをパシャリ。
続いて、鉄の橋をパシャリ。
今日の観光はこの辺にしておいて、さっそくドイツ料理をいただきます。まずはドイツビールから。ヘニンガーというフランクフルト生まれのビールを飲むことにしました。小麦の甘さが大変特徴的で(砂糖のような甘さとは全く別物)、苦みが全くありません。
注文してから10分ほどでメインの料理が運ばれてきました。注文したのは、ブラッドソーセージとレバーソーセージ。ザワークラウト(ドイツ風のキャベツの漬物)とマッシュポテトがついてきます。見た目からしてブラッドソーセージは血なまぐさそうでしたが、スパイスが効いていることもあって案外いけます。その次にレバーソーセージはブラッドソーセージと比較すると普通の部類でした(とはいえ、この味は日本にはないですが)。ポテトの潰され具合が大変好みで完食してしまいました。キャベツの方は聞かないでください・・・。
店員さんが大変親切なお店でした。次回はドイツ語をマスターして入店したいです。
入り口の雰囲気を見ただけで、なんとなく良さそうなお店だなあと確信していましたが、予想通り当たりのお店でしたね。
さいごに
空港での両替はすべきでないということがよく分かりました。レートも悪く、前の人が手間取ると時間も無駄に食いますし(僕の前に並んでいた、ドイツ語も英語もわからないおっちゃんが両替に20分かけていました・・・)。次回ユーロ圏に旅するときは、クレジットカードのキャッシングを考えておいた方が良さそうです(今回の旅ではキャッシングを行いません)。
それでは。
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